木は息をしている⁉

季節は「」、暦の上では12月(師走) 1年もアッという間で、あとわずかになってしまいました。今年は、四季を感じられない「二季」という言葉も流行語大賞にノミネートされました。12月に入っても晴天が続き、空気が乾燥してインフルエンザも流行しています。また、各地で山火事、家屋の火災の記事が 多い感じがします。山林が、樹木が燃えたり、家屋が燃えるの見ると心が痛みますね。乾燥しているんですかね?

 そこで今回は、気になる木の話についてちょっとお話してみます。「木は、伐られた後も“いきている”」「木は息をしている」と聞いて驚く方もいるかもしれません。もちろん、伐採された木材は、生きているわけではありません。「木の調湿作用」と言って、家の中の空気が乾燥していれば木の中の湿気を吐き出し、逆に家の中の空気が湿っていれば湿気を吸うのです。フローリングの反りや収縮もその一つの例です。(時にはクレームにつながることもあるのですが・・・)

ところで、「含水率」という言葉はご存じですか?「含水率」とは、木材に含まれる水分量の割合を示す指標で、一般的に木材、15~20%の含水率が適合とされ、含水率が低いほど強度が向上しますが、あまりに低すぎると木材が反りや寸法変動を引き起こすことがあります。一年を通した日本国内の平衡含水率の平均値は15%とされています。室内の温度が上がれば、水分を吸収し、乾燥すれば、放出し平衡含水率を保とうとします。

 こうした木の調整作用は、家電製品の加湿器や除湿器ほど、瞬間的・そして強力なものではありませんが、木の調湿作用は緩やかに、そして穏やかに効いてきます。「木は息をしてる」んですね‼

 さて、今年も残り少なくなり、大掃除などこれからというご家庭が多いと思います。寒い日も続き結露が生じやすくなりますので、大掃除の際には普段手をかけない箪笥の裏、押入、床下収納庫の中もカビなど生えていないか?雨漏れは生じてないか?お掃除しながらちょっと気にかけてみませんか?「寒い!、寒い!」と言ってばかりではなく、たまには窓を開け換気しながら、(木にも息をさせて)あげましょう‼       

「木」というものの良さ、温かさや素材的な優しさを感じさせてくれる「木の家」と長~くつきあうためには、季節の折々に「我が家の点検」をお勧めします。 ちょっと、気(木)にかけてみませんか⁈